バナナの花 実との出会い
はじめサラダだと思いました!バナナの花を見た時
お馴染みの果物黄色いバナナの花をバリ島ウブドのオーガニックマーケットで発見しました!!
南国のフルーツや野菜が一杯
このマーケットで、サラダを買おうと野菜を観ていて、発見したのがバナナの花でした。
バナナの花
最初、、、、
アーティチョークという、フランスの野菜だと思いました。
このアーティチョークの色も同じ色のがあり、形も薔薇の蕾みたいで、丁度このバナナの花に似ていたからです。
バナナの花が食べられる事も、こんな形をしていることも初めて知り、、興味津々アレコレ聞いてみると「サラダでも食べれるのよ」という事だったので、、買って食べてみることに!
帰ってから、バナナの花情報を、ネットで検索したり、現地のバリの人に聞いてみたりしました。
調べてみると結構色々な事が解りました。。
バナナの花は「東南アジア、タイ、インドネシア」で食べられ(バナナの産地ですね)生で食べたり、お料理では、カレーの風味づけに使われて「和え物」にして食べたりもするそうで、色々な調方法がありました。
調理の前に、変色しないように適切な下ごしらえが必要なのがポイント。だという事も解りました。
赤い色のバナナの花に緑の小さなバナナが可愛い
香りは爽やかで、かすかに甘いです。
アロマオイルにしても、ステキなくらいですが、微かな微かな匂いがあります。
バナナの花の食べ方
バナナの花のレシピ
バナナの花の特徴は甘い香りとまろやかな味。。バニラのような甘い香りですが、より淡く、ココナッツオイルやミルクを使ったお料理に加えると味に深みがでます。
バナナの花が良く食べられている所では、スパイスを使ったお料理や、カレーなどの風味付けに多く使われています。
バリ島ではラワールという野菜とココナッツスライスの和え物に混ぜ込んで食べたりもするそうです。
■バナナの花の調理方法
・サラダ
・カレー
・アジア風和物
・アジア風煮物
バナナの花の栄養
バナナの花の栄養価は大変高く、思いがけない効果もあり、特に女性に嬉しい野菜。
・鉄分、カルシウムが豊富なので貧血に良い。
・母乳の出を良くする働きがある。
・血糖値抑制作用有り、糖尿病に◎
■バナナの実の栄養
お馴染みのバナナの実の栄養ですが、バナナの花にも同じ栄養素が含まれています。
・カリウム、
・マグネシュウム、
・葉酸
・ビタミンB群1,2,3,6
・セラトニン(神経伝達分質)
バナバの花調理方法
衝動買い?したこの「バナナの花」
どうやって食べるとか?どんな味なのか?栄養ってあるのか?
興味津々でした。
バナナの花 サラダ
マア今回は初めての事でしたから
シンプルに、生で食べることに決定。
まず、バナナの花のえんじ色の花びら(?)葉っぱ(?)を一枚剥いてみると、、
思っていたような、サラダで食べる野菜とは違っていました。
バナナの赤ちゃんが沢山!
花びら一枚の下にマッチ棒のような芯が10個位潜んで?いました。。。
この、えのき茸に似た所が大きくなると「黄色いバナナ」になるんですネ!
更に
中心に進むと「バナナ曼荼羅」のような不思議な世界が広がっていて、
「食べる実は?」と剥いても、剥いても「花びらと赤ちゃん」の層が続き、やっと食べられる実のある所に辿り着きました。。
一輪?のバナナ花に赤ちゃんバナナ60本発見!
1つのバナナの花に、えんじ色の花びら6枚、一枚一枚の花びらに隠れて約10本の赤ちゃん?のバナナ。
バナナの花調理する前の下ごしらえ
花びらのような外側の皮を剥いて中の芯だけを食べるので、芯の部分を薄くスライス。(生だと薄いほうが良い)
アクが強く苦味があり変色するので、レモン汁をかける、酢水に浸すなどしてアクの処理をする。
バナナの花 入り南米風サンドイッチ
バナナの花の調理初挑戦だったので、シンプルにサラダで
トルティーヤとう南米風のサンドイッチの中身に入れる事に決定!
出来上がった!バナナの花のトルティーヤです。オクラと酸味のあるお野菜がマッチ。私は今回初めてで生でバナナの花をで食べてみましたおいしく頂けました。
■バリの恵みトルティーヤ
バナナの花の自然の力が、モリモリ美味しい
トルティーヤの中身の野菜
①バナナの花、タマリンド(トマトに似た野菜)、オクラの和物
バナナの花:下ごしらえして、薄切り
他のバリの野菜:
タマリンド:皮を向き小さく刻む
オクラ(下茹でした物)
味付け
・塩コショウ
・ライムの絞り汁
・オリーブオイル
②アボカドペースト
・アボカド
・にんにく、すり下ろし
・ゴマペースト
・塩コショウ
③トルティーヤの皮
トルティーヤとは?
南米の薄く焼かれたパン。チャパティより柔らかく大きい。自然食品店、エスニックフード店で手に入る。
バナナの花 味
バナナの花の味は?バナナ味じゃない!
バナナの果物とバナナの花は別物です。
バナナの花の味の特徴は「繊細な甘みと香り」です。
果物のバナナの実は、太陽の光を浴びて糖度が増し甘〜い味になりますが、バナナの花の味わうは甘いといえません。
表現するなら「バナナの甘いような風味がある」で一寸バニラエッセンスに近いのではと思います。
バナナの花の食べられるのは中心の芯の部分。
繊維質で生食なら、薄切りにすると独特のシャリシャリした食感が美味しいです。
サラダで食べる時「繊維質でシャリシャリしていて甘い香」を生かして例えば、タイ風にエビを合わせると良いのかなと良いかもなと思いました。
バナナの花は特にメインになる食材ではなく、添え物で薬味的な使い方をします。ただメインで食べる繊維質の実の部分は分量が有るので薬味ともやや違います。
バナナの花を加熱調理して食べる時は、カレー、ココナッツミルク煮など、風味づけに独特の甘い風味を生かすと良く、南国のお決まりレシピにもそんな風に使われている事が多いようです。
バナナの花食べる時の注意点
アクが強いので変色に気をつける!
アクも強いので他の方がブログで書かれているように苦味ありなので味見した方が良いです。
ブログ用に写真を撮影していた僅かの間でさえも、綺麗なクリーム色が変色してご覧のような灰色に変色大慌てでレモンを絞ってみると、変色が止みホッとしました
残念な、ドス黒い色に変色(涙。。)「可愛らしいバナナの花を、美味しく食べよう」とモチベーションがダウンしましたが、、めげずに調理。
そして
南米風サンドイッチトルティーヤを完成させ食べましたが美味でした〜
バナナの花まとめ
バリ島の市場でバナナの花と私との出会いから始まり、興味津々で食べ方をバリ島の人に聞いたり、ネットで調べたりしました。
何しろはじめて見て、聞いた物事でしたから。
バナナの花に飾りがついてます。花は白い布部分(ウブド宮殿)
私の滞在していたウブド周辺では地域により、家庭により食べたことがある人、ない人に別れていました。
レストランやワルンと呼ばれる地元の食堂でも、数件バナナの花を使ったスープやカレーをメニューがあるお店もありました。
バナナの花はメインの食材ではありませんが実際食べてみて「栄養や滋養がある」そんな印象を受けました。
バナナの実は栄養がある食べ物としてよく知られ、その花は確かに栄養価は高そうです。はなの中で栄養豊かに育っていくバナナの赤ちゃんが何十本もあるのですから。
調理の注意点
・黒く変色しないように下ごしらえする
・色は綺麗だけど、赤い花びらは食べられない
と手間がかかりますが滋養が豊富なので、今度はカレーや和え物など他のレシピに挑戦したり、バリ島ならではの郷土料理を食べてみたいです。
フィリピン、インドネシア、タイ、南インドなどバナナの生産地ではバナナの花(蕾)熱帯気候のトロピカルフルーツバナナの花ですが。日本ではバナナが自生する南国沖縄のぞいて、バナナの花を手に入れるには難しいでしょうね。
只バナナのハナのハートと呼ばれる、缶詰は売られています。
皆さんも、南国の国に行ったりバナナの花のレシピを見かけたら是非試してみたくださいね。
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