バリ島 火山噴火
バリ火山噴火最新情報インドネシア政府機関発表
追記7月3日
7月2日夜インドネシア災害対策庁は、噴火活動が再び活発化したバリ島のアグン山で、溶岩の噴出を確認しました。人的被害は報告されていません。又空港閉鎖や航空便のキャンセルもない模様。警戒レベル3の現在。
2018年の今年はじめて大規模な噴火で、空港が閉鎖されたのが、6月28日と6月29日午後14時迄の事。
噴煙が大きく上がり、火山灰が大量に風に舞ったため。航空機の計器システムの支障、エンジントラブルに繋がる恐れがあるとの判断が下され、空港閉鎖に。
幸いにも今回は、風向きが良い方に影響して、火山灰が空港周辺から遠のいてくれたため、想定よりも空港閉鎖が早く、解除されました。
昨年2017年9月に活発化したアグン山の火山活動、数ヶ月のうちに数回の大規模な噴火が起こり、長期間最高レベル4の警戒警報が出されていました。
·空港閉鎖
·観光地立ち入り禁止区域指定
·地元住民の長期避難
などが実際起きてその結果、観光業の割合が大きなバリの経済活動に大打撃を与えてしまいました。
この6月28日の空港閉鎖になる程の、大きな噴火が起きるまで、2017年11月の火山噴火に伴う騒動も火山活動も一段落して日常の落ち着つきを取り戻していたバリ。
只アグン山は活火山ですので、落ち着いていたように見えていても時々小規模ながら、噴煙を上げていまた。
暫く火山活動に目立った動きはなく、遠のいていた観光客の足ももどりはじめ、観光業で成り立っている島バリの人々も安心していた時期での突然のニュースが6月28日と29日の空港閉鎖でした。
7月3日最新の噴火の現地情報はこちらの記事で
バリ島火山噴火で空港閉鎖になるのか?
バリ島噴火時にフライトが中止になった例
日本への直行便のフライトは深夜の時間です。
日本へのフライトの運行会社はガルーダ・インドネシアとエアーアジアの2社ですが、今回2017年6月28日のアグン山の噴火で欠航となったのは、エアーアジアの一社だけでした。
ガルーダ・インドネシアのフライトは予定通り運行されました。
そんな理由でエアーアジアの乗客の殆どが、ガルーダ・インドネシアで振替のフライトで予定道りにバリを旅立てたと云うことでした。
ですがエアーアジアの予約客の中の数人がフライトの変更手続きが上手く行かず、滞在を延長しなければならなかったということでした。
ただ、火山灰がデンパサールの空港に届かない方向の風に乗り火山灰の影響は幸いにも出ず、翌日空港閉鎖は解除になりました。
そのため前日エアーアジアに搭乗できずバリに残された乗客達は、一日遅れで日本に帰国することができたそうです。
今回は、、空港封鎖での被害が少なくて良かったですね。
被害が少なかった理由は、詳細は下の2点で「空港閉鎖解除のタイミング」そして「風向き」でした。
・空港閉鎖の解除がキャンセル便の翌日のフライトに間に合い、タイミングが良かった。
・同じ日の、ほぼ同時刻に行き先が同じの異なる航空会社2社のフライトがあり、欠航した1社の乗客の振替ができた。
国際空港とアグン山の場所確認はコチラ
バリ島 噴火時に旅行する時の対策
今回はの空港閉鎖での被害は、あまり大きくは無かったものの、、、
他の飛行機への振替が上手く行かなくて、バリの滞在が一日延長になった旅行者の人達もいた訳です。
その場合の宿泊費、空港からの移動費等延長した分の滞在費を自分達で負担しなければなりませんでした。そして金銭面だけでなく急な事に、宿を探し、車で空港から移動し、緊急事態だと職場や家族に連絡する必要があったわけす。
ただでさえ何かとエネルギーを消耗する海外旅行、こんな場面では肉体的にも精神的にも疲れてしまい更に予想外の出費にガッカリしてしまうでしょう。
こういった事は他人事ではなく自分にも有り得ることだと想定しておくことです。そしてハプニングに対応する際労力や精神的負担が少なくて住むように心掛けておきたいものです。
空港閉鎖になった時の対策方法
•情報収集下調べ滞在延長の場合の、空港周辺、近くの街ホテルの宿泊候補を探す、移動方法等確認
•予想外の滞在費等の出費として、予備費の目算など
•確認しておくべき事、チケットの変更方法、緊急連絡手段
いろいろな角度から対策をする、心づもりをしておくという事は必須ではないでしょうか?
まとめ
まとめといいますか、
最後に噴火について考え方、捉え方についてのお話させて頂きます。
私の育ったのは火山からそう遠くない九州の田舎町でした。
火山から50km程の距離で、頻繁に噴火している活火山だったのですが、、、私の住むと地域に火山灰が沢山降ったのは、約15年の間に2、3回だけでした。
なので、、、今回のような
バリ島のアグン山噴火の火山の話を聞いても、私の住んでいた田舎と同じようなものだと私には思われて
「活火山は噴火するもの」と思ってしまい、報道されるような「危険が迫る警報だ!」などというイメージが実感として沸かないのです。
ですが、火山の噴火でも大変だと思った経験もあります。
最も命の危険があったわけではないのですが、、、
数年前アイルランドの大噴火で、ヨーロッパでは多くの国が影響を受け、私が住んでいたフランスでも日本からの郵便物が1ヶ月程受け取れない状態だったんです。
火山の噴火がこんなにも大変な影響を与えるものなのだと。その時はじめて、思いました。
自然災害はその都度違うもの、推測はできますが実際予測が難しいもの。
私は旅する時、信頼できる情報を収集して最悪の事態に備える事を自分なりに徹底します。
今回記事を書くにあたって、バリ島の日本総領事館へ私は直接フランスから電話して確認しました。正確に、間違いのないように。と最善を尽くしたつもりです。
こんな風になにかある度に確かな所から、情報収集を心がけています。又実際最悪なことに成った時のシュミレーションもなるべくするようにしています。
「無駄に心配せず必要な対策をする」これに尽きると思います。
バリへの観光旅行、諸々の事情で渡航を検討していらっしゃるかと思います。どうぞ気をつけてバリ島のご旅行を!そして折角なら滞在を楽しんで下さい。
バリ島お出かけ前の火山対策まとめ記事
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